私はジェットコースターが大好きだ。待っているときのドキドキ感。いざ順番が来ていよいよ乗り込むときの高揚感。チェーンリフトによって頂上まで運ばれる間のハラハラ感。そして景色を楽しむ間もなく、ものすごいスピードであっという間に突き落とされる爽快感。私にとってのそれは恋と同じようなものだ。「あんなに怖い乗り物によく乗れるねぇ」なんて呆れられても、ちっとも怖くなんか思わない。ジェットコースターなんてちっとも怖くない。

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そう、私にとってジェットコースターなんかよりも何万倍も恐ろしい乗り物がある。―――体重計だ。

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何でそもそも体重計なんか発明されたのだろうか。体重計の上で腕を組んで立ち、その数値を見ながら、私はその画期的かつ絶望的な発明をした人を恨む。壊れたんじゃないかともう一度乗ってみる。変わらない。ひっくり返してリセットボタンでもあるんじゃないかと探してみる。ない。そうだ、電源ボタンの押し方が悪かったんだ。そう思ってそうっと押してみる。乗る。変わらない。ふうーーっと内臓まで出ちゃうんじゃないかっていうくらい、息を吐き出す。もちろん変わらない。数か月ぶりに乗るその乗り物の上で挙動不審な行動を取りながら、私は一つの現実を断腸の思いで受け入れていく。+15kg。たった半年でだ。

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体重計は非情な乗り物だ。数々のボクサーが減量に失敗して無念の涙を流したその乗り物の上で、私も涙をこらえる。「メタボ」、その言葉を噛みしめながら。